従来のICMにおける課題であった、エピソード送信や解析に要する時間を大幅に短縮1し、ICMに関わる労務-Burden- を低減する『LINQ II™』。医療の重要なリソースとも言える医療従事者の“限りある時間” をより患者さんのケアへと費やしていただけるように。そんな想いから生まれた、これからの診断デバイスです。
モニタと向き合う時間より、
患者さんと向き合う時間を。
データ送信に関する患者への連絡や手動送信方法の指導が不要となるた め、労務低減への貢献が期待されます
•従来製品*6 の手動送信と同等のデータが自動送信可能となりました
• 従来製品*6 の手動送信と同等のデータを自動送信できるようになった
ため、手動送信がなくなりました
• 植込みの際の手動送信(MyCareLink Relay™ホームコミュニケータと
のペアリング)が不必要に
なりました
*1 Reveal LINQ™ with TruRhythm™ Detectionとの比較(2022年12月時点)
*2 Reveal LINQ™ with TruRhythm™ Detection と比較して、Pause エピソード検出アルゴ
リズムが変更されました。
*3 ICMに関する情報通信機器を活用した健康増進、医療に関する行為
*4 本品の遠隔プログラミングは、患者の容体確認・診察が不要であり、本体の設定変更の
みを意図する場合に使用してください
*5 通信環境下に限ります
*6 Reveal LINQ™との比較。Reveal LINQ™で自動送信やイベントレ
ポートで確認できるのはイベント1件とECGの一部であったため、すべてのデータ
解析をするためには患者の来院か、患者による手動送信の必要がありました。また、患者へ
の手動送信方法の指導が必要でした。
*7 診療行為につき使用場所は医療機関内、および通信環境下に限ります。
*8 Reveal LINQ™モバイルマネージャで設定可能なパラメータと同等範囲。
1. Medtronic data on File. April 2020.
ICM 管理に要する時間について、米国の5 つのクリニックでのICM 管理のワークフローを1
週間観察し、ICM に関わる様々なステップの所要時間を計測および算出した。具体的には、
LINQ II™ のReveal LINQ™ からの改良点をモデル化し、LINQ II™ によって患者一人当たりの
ICM 管理にかかる時間がどの程度減少するかを算出した。この結果、LINQ II™ ではReveal
LINQ™ と比較し、ICM 管理に関わる時間が33% 低減することが示された。また、ICM 患者
200 人当たりのICM 管理に関わる総時間が200 時間/ 年を削減することが示された。
2. Cheng, J., et.al. (2019) Development and Validation of an Algorithm for Rejection of
Inappropriate Asystole Detection in an Insertable Cardiac Monitor. Heart Rhythm, 16
(5) Supplement S-PO02-067.
Reveal LINQ™ 植込み患者90 人のPause エピソード1,222 件をバリテーションセットとし解
析を行った。LINQ II™ Dual Sense Detection アルゴリズムを使用したLINQ II™ は、そのア
ルゴリズムを使用しないReveal LINQ™ と比較して、エピソード検出PPV において相対感度
を落とさずに、偽陽性率を79% 低減した。
3. Van Heel L, et al. (2019) New Algorithms Reduce Clinician Review Burden and
Maintain Diagnostic Yield for Repetitive ECGs in Insertable Cardiac Monitors.
Circulation. 140:A11830.
LINQ II™ のエピソード記録アルゴリズムと偽陽性低減アルゴリズムの性能を評価するため、
データセットのシミュレーションによって検証した。データセットはReveal LINQ™ with
TruRhythm™ Detection 患者190 人の559 日での反復エピソードECG4,855 件を用いた。シ
ミュレーションの結果、LINQ II™ は Reveal LINQ™ with TruRhythm™ Detection と比較し
て、全体としてレビューが必要な反復エピソードECG を66% 低減した。LINQ II™ のAF エピ
ソードおよびTachy エピソードの検出アルゴリズムはReveal LINQ™ with TruRhythm™
Detection から変更がないため、エピソード記録アルゴリズムのみ該当する。エピソード記
録アルゴリズムと偽陽性低減アルゴリズムの両機能が該当するのは、Brady エピソードと
Pause エピソードである。
販売名 / 医療機器承認番号・認証番号
メドトロニック LINQⅡ / 30300BZX00278000
メドトロニック Reveal LINQモバイルマネージャ / 22800BZX00305000
遠隔モニタリングシステム「ケアリンク」(メドトロニックのサーバ)は医薬
品医療機器等法非該当品です。
Bluetooth®のワードマークおよびロゴはBluetooth SIG,Inc.が所有する登録
商標です。