意識を失って倒れてしまう、失神。
失神の原因にはさまざまなものがあり、多くは危険性の低いものですが、命にかかわる病気が潜んでいることもあります。
原因をなるべく早く突き止め、それに応じた治療を行うために登場したのがICMという診断機器です。
ICMとは、日本語で「植込み型心臓モニタ(または植込み型心電計、植込み型ループレコーダーとも言います)」といい、Insertable Cardiac Monitorの頭文字をとって「ICM(アイシーエム)」と呼ばれています。
長期にわたって心電図を継続的に見守り、失神が起こった時の心電図を記録しておくことができるため、原因の発見に役に立つことが期待されています。
このサイトは失神とその診断機器のICMに関して簡単にまとめたものです。この他にもお聞きになりたいことやわからない点は、担当医師や看護師にお気軽にお尋ねください。
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